こんにちは。今回はスマホスタンドを作ったときのお話しです。
スタンドにお金はかけたくない
3Dプリンターを買って作るものとして、真っ先に浮かぶものの1つだと思います。
100円ショップでもよく見ますが、縦置きか横置き専用だったり、ケーブルがさせなかったり、ごつかったりと意外と求める要件が満たされていませんでした。
あとは、3Dプリンターの実力を疑問視している妻に「こんなの作れるんだよ、どや」して、フィラメント代などを創出するきっかけを作りたい!というのもありました。
ということで、スマホスタンドを作ることにしました。
本作品のコンセプト

要件
充電ケーブルがさせること:縦置きしたときにケーブルに負荷がかからないように高さを出す
縦横どちらにも置けること:横置きでも落ちないような幅を確保する
実際に使ってみた
完成品

角度調整機構などはつけずに、要件を満たす最低限の形状です(肉抜きは材料削減)。
なぜ3Dモデルを提示したかというと…もう存在していないからですw
失敗
お察しの通り、この形状はスマホの重さの影響をもろに受けます。

まぁたわみますね。元エンジニアのくせにちゃんと計算しなかった結果です。いけると思ったんだけどなぁ(雑)。
一応スマホは乗っかりますが、たわんで画面が真横を向くせいで実用性に乏しいものとなってしまいました。
対策
色々と対策はありますが、次の2つが手っ取り早い方法かと思います。

対策①:つっぱり棒をつける
1番単純な方法。たわみを抑え込むことができます。別パーツを出力すれば良さそう。
対策②:ぶ厚くする
形状に制約があるとすると、いじれるのは厚さです。たわみやすさは厚さを2倍にすればなんと8分の1。
ちゃんと強度計算をし直して、適当な厚さを計算する…のではなく、私のとった方法は…

ぶった切りました!この際充電ケーブルは諦めます。

縦置き横置きもできるので良しとしましょう。
まとめ
スマホスタンドを作ってみましたが、見事に失敗です。エンジニアの風上にも置けないですね。
ちなみにですが、このスタンド縦置きの安定性はイマイチで、

何も考えずにおくと倒れます。要件全然満たせていません…。当然ながら妻にはドヤれませんでした。
ただ、現在は「Wifi用モバイルルーターの置き場」とう職を見つけ、現役で活躍していただいてます。
実用性のあるものを作りたいときは、ちゃんと計算するか、計算の必要がないくらいシンプルなものにするかどちらかだなと思っています。
最後までご覧いただきありがとうございました!